ウェブアクセシビリティ達成基準とその達成方法

北海道立図書館では適合レベルAA (ダブルエー) に準拠するために、次のような取り組みをおこなっています。

適合レベルA (シングルエー)

適合レベルAの達成基準表
達成基準 達成方法
1.1.1
非テキストコンテンツ
  • 写真などの静止画像には代替テキストを提供します。
  • リンクにはリンクテキストを提供します。
  • 可能な限りテキストは画像化せずに提供しますが、テキストを画像化した時は代替テキストを提供します。
  • 装飾目的の画像はCSSを用いて表示します。
  • 本サイトではクリッカブルマップ、Flash形式の画像、画像のみのボタン、ASCIIアート、顔文字、ルート語を使用しません。
1.2.1
音声のみ及び映像のみ (収録済)		 適用範囲内に音声、映像のコンテンツはありません。
1.2.2
キャプション (収録済)		 適用範囲内に音声のコンテンツはありません。
1.2.3
音声解説、又はメディアに対する代替 (収録済)		 適用範囲内に音声、映像のコンテンツはありません。
1.3.1
情報及び関係性
  • 表には表であることや表の内容が分かるように適切な表題 (キャプション) を設定します。
  • 音声読み上げに対応できるよう、表には見出し (ヘッダー) を設定し、見出しの方向はscopeを用いて設定します。
  • 文章中、リストにすべきであると考えられる部分について、「・(中黒)」や数字ではなくリスト要素を用います。
  • ページ内において見出しが設定されるべきであると考えられる部分について、適切な見出しを設定します。
1.3.2
意味のある順序
  • 表示と音声でコンテンツの順序が変わること無く情報を伝えることができるように、サイト全体を設計しています。
  • 見た目を調整するために、単語の途中にスペースやタブなどをはさみません。
  • 文章の折り返し位置を調整するためにスペースやタブを埋め込みません。
1.3.3
感覚的な特徴		 音声のみで伝わるような表現を心がけ、感覚的な表現を使用しません。
例)「上の三角部分」「右下のリンクボタン」など
1.4.1
色の使用
  • 色の違いを用いて情報を伝えているコンテンツに対して、同じ情報をテキストで補足し、文章だけでも内容を理解できるようにします。
  • 配色だけではなく、模様や文章なども使用し情報を伝えます。
1.4.2
音声の制御		 ウェブページ上にある音声が自動的に再生され、その音声が3秒より長く続くコンテンツはありません。
2.1.1
キーボード		 コンテンツのすべての機能が、キーボードインタフェースを通じて操作が可能です。
2.1.2
キーボードトラップなし		 キーボードのTabキーや矢印キーだけで操作しているとき、特定の箇所からフォーカスが移動出来なくなることがないように、サイト全体を設計しています。
2.2.1
タイミング調整可能		 適用範囲内に制限時間を設けたコンテンツはありません。
2.2.2
一時停止、停止、非表示		 5秒以上続く点滅や自動的にスクロールするコンテンツには、ユーザーが動きを制御するための仕組みを用意しています。
2.3.1
3回の閃光、又は閾値以下		 閃（せん）光を放つようなコンテンツはありません。
2.4.1
ブロックスキップ		 ページの先頭に戻るためのリンクや、読み上げソフト用にスキップ可能なリンクを用意しています。
2.4.2 ページタイトル ウェブページに対して、コンテンツの内容が分かるページタイトルを提供します。
2.4.3
フォーカス順序
  • キーボードのTabキーまたは矢印キーを用いて、フォーカスを受け取る要素を移動して、その順序が意味と操作性を損なわないようにサイト全体を設計しています。
  • 読み上げた時、順序などに混乱が発生しないようにサイト全体を設計しています。
2.4.4
リンクの目的 (コンテキスト内)		 リンクに対して適切なリンクテキストや説明を提供しています。
3.1.1
ページの言語		 ウェブページの主な自然言語がどの言語であるかを、プログラムが判断できるように宣言しています。
3.2.1
フォーカス時		 キーボードのTabキーやカーソルキーでページ内を巡回した時、勝手にフォームを送信したり、新しいウィンドウを開いたり、他のコンポーネントにフォーカスを移動してしまうような、予期せぬ状況の変化が起きないようにサイト全体を設計しています。
3.2.2
入力時		 利用者に入力を求めるフォームを設置したコンテンツが適用範囲にありません。
3.3.1
エラーの特定		 利用者に入力を求めるフォームを設置したコンテンツが適用範囲にありません。
3.3.2
ラベル又は説明		 利用者に入力を求めるフォームを設置したコンテンツが適用範囲にありません。
4.1.1
構文解析		 W3Cの仕様に準拠したHTML技術を使用してコンテンツの作成をおこなっています。
4.1.2
名前 (name) ・役割 (role) 及び値 (value)		 W3Cの仕様に準拠したHTML技術を使用してコンテンツの作成をおこなっています。

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適合レベルAA (ダブルエー)

適合レベルAAの達成基準表
達成基準 達成方法
1.2.4
キャプション (ライブ)		 適用範囲内にライブの音声コンテンツはありません。
1.2.5
音声解説 (収録済)		 適用範囲内に収録済みの映像コンテンツはありません。
1.4.3
コントラスト (最低限)		 大きな文字、ロゴタイプなどを除くテキスト、および画像化された文字の視覚的な表現には、少なくとも4.5対1のコントラスト比をもたせるように設計しています。
1.4.4
テキストのサイズ変更		 コンテンツ又は機能を損なうことなく、テキストをブラウザの機能なしで200%までサイズ変更することができます。ただし、ページ上部に配置しているツールやメニューを除きます。
1.4.5
文字画像		 テキストで表示することが可能である時は、文字を画像化せずにテキストで表現します。
2.4.5
複数の手段		 目的のページに辿り着きやすいように、サイトマップ、サイト内検索、関連するページを一覧で表示するなど、複数の到達手段を用意しています。
2.4.6
見出し及びラベル		 対応するセクションの内容が分かりやすい見出しをつけます。
2.4.7
フォーカスの可視化		 キーボード操作で操作した時、フォーカスしている部分を認識しやすいようにサイト全体を設計しています。
3.1.2
一部分の言語		 部分的に外国語を使用する時は、言語属性を用いて、自然言語の変更を指定します。
3.2.3
一貫したナビゲーション		 様々なページで繰り返されるナビゲーションは、毎回同じ相対的順序で提示します。
3.2.4
一貫した識別性		 同じ機能を有するコンテンツに対して、一貫したラベル、識別名及び代替テキストを用います。
3.3.3
エラー修正の提案		 利用者に入力を求めるフォームを設置したコンテンツが適用範囲にありません。
3.3.4
エラー回避 (法的、金融、データ)		 利用者に金銭的取引などのための入力を求めるフォームを設置したコンテンツが適用範囲にありません。

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