これまでの講座・講演会等(北方)
令和5年度(2023年度)
講演会 映像によみがえる北海道「1967年の様似とアポイ岳ジオパーク~『さまにの夏』を観る~」
廣瀬 亘(ひろせ わたる)氏(道総研産業技術環境研究本部エネルギー・環境・地質研究所地域地質部地質環境グループ主査(地質地盤))
西川 洋子(にしかわ ようこ)氏(道総研産業技術環境研究本部エネルギー・環境・地質研究所自然環境部生物多様性保全グループ専門研究員)
第1部 上映 『さまにの夏』(1967年 制作:STV)
「地球深部ののぞき窓 ~「様似」を育んだ地形と地質」(廣瀬 亘 氏)
「低山なのに高山植物! アポイ岳のお花畑が語ること」(西川 洋子 氏)
ふるさと動画DVD『さまにの夏』の上映の後、講師のお二人に、様似の地質条件のユニークさと、そこで育まれたアポイ岳の高山植物群について講演いただきました。
資料で語る北海道の歴史第24回「北海道の選挙と政党(1928-1946)-戦前・戦中・戦後-」
アイヌ文化講演会「物語を通してみるアイヌ語の特徴」
講 師:小林 美紀(こばやし みき)氏(国立アイヌ民族博物館研究員)
今からちょうど100年前に出版された知里幸恵『アイヌ神謡集』などのアイヌの物語を手掛かりに、アイヌ語をテーマに講演会を開催しました。アイヌ語の基礎から動詞の構造などについてまで、わかりやすく解説していただくとともに、音声記録や筆録からの書き取りの体験など、アイヌ語のおもしろさを紹介していただきました。
また、関連行事として、北方資料室内で「アイヌの昔話 そしてアイヌ語をもっと!深く知るための図書」と題したミニ資料展示を行いました。
令和4年度(2022年度)
アイヌ文化講演会「知里真志保のアイヌ語・文化研究の足跡」
講師:田村 将人(たむら まさと)氏(国立アイヌ民族博物館資料情報室長)
国立アイヌ民族博物館第4回特別展示「知里真志保-アイヌ語研究にかけた熱意-」の会期に日程を合わせ、言語学者で民族学者の知里真志保によるアイヌ語・文化の調査・研究歴をたどりました。登別での誕生から東京、樺太を経て全道各地での、さまざまな人たちとの出会いのエピソードを交えたお話しに、皆熱心に聞き入りました。
また、北方資料室内で関連展示を行いました。
北方資料室書庫ツアー 道立図書館で火山の本を見てみよう!
有珠山噴火関係資料を初めとする大小さまざまな火山資料を多角的に紹介する書庫ツアーに6名の参加者が挑みました。道内各地のジオパークパンフレットの配布もあり、暑いさ中、参加者は熱心に資料に見入っていました。
講演会 資料で語る北海道の歴史第23回 「近藤重蔵の蝦夷地・上原熊次郎の江戸・蓑田市二の札幌~身分と出世の物語~」
講師:谷本 晃久(たにもと あきひさ)氏(北海道史研究協議会常任幹事・北海道大学文学研究院教授)
谷本晃久先生をお迎えして「資料で語る北海道の歴史」を開催しました。演題は「近藤重蔵の蝦夷地・上原熊次郎の江戸・蓑田市二の札幌~身分と出世の物語~」。「身分と出世」をモチーフとして谷本先生が提示した新しい歴史像に刮目の2時間でした。
谷本先生、そして参加された26名の皆さん、ありがとうございました。
講演会 映像によみがえる北海道 「北千島」
講師:右代 啓視(うしろ ひろし)氏(北海道博物館 学芸員)
北海道博物館から学芸員の右代啓視氏をお迎えして、講演会 映像によみがえる北海道「北千島」を開催しました。貴重な、戦前の北千島の映像を鑑賞し、厳しい自然環境と豊かな水産資源に恵まれていた北千島の姿を再確認した2時間でした。
令和3年度(2021年度)
北方資料室50周年事業 講演会「アイヌ語を書く-知里幸恵とアイヌ語の記録-」
講 師:深澤 美香(ふかざわ みか)氏(国立アイヌ民族博物館研究員)
アイヌ語の筆録を17世紀までさかのぼり、和人によって漢字や平仮名、カタカナを使った例や、外国人によってラテン文字、キリル文字、ハングルなどで書き残された例が紹介されました。中盤では、国立アイヌ民族博物館アイヌ語アーカイブから音声を流し、参加者みんなでアイヌ語を書いてみることにチャレンジし、アイヌ語には日本語と異なる音があることを体感しました。知里幸恵の他にも、萱野茂、砂沢クラ、山本多助、そして葛野辰次郎など、多くの人たちが試行錯誤を重ねながら熱意をもって書き残してきた記録をたどりました。
定例の関連資料展示は、コロナ対策のため、会場内の密を避けて北方資料室内で行いました。
令和2年度(2020年度)
アイヌ文化普及啓発事業 講演会「「知里幸恵ノート」と『アイヌ神謡集』」
講 師:矢崎 春菜(やざき はるな)氏(アイヌ民族文化財団国立アイヌ民族博物館学芸員)
国立アイヌ民族博物館でノート等が紹介されたこの機会に、道民がより深くアイヌ文化に親しむとともに、ウポポイへの興味・関心が一層高まるよう、国立アイヌ民族博物館でノートの展示に携わっている矢崎学芸員を講師に迎え、講演会を開催しました。 アイヌ語やアイヌ民族の口承文芸が専門である矢崎学芸員の講演はアイヌ語の挨拶で始まり、知里幸恵の生涯やノートの内容を解説、また、北海道各地の多数の神謡を、実際に謡って紹介していただきました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者の定員を大幅に縮小しての開催となりましたが、 20歳代から70歳代まで幅広い年代の参加があり、質疑応答も含め、終始熱気にあふれていました。
平成30年度
利用講座 レコードコンサート “音”でたどる北海道の歴史
開催日時:平成31年3月7日(木曜日)14時~15時30分
テーマ:
解説:一戸 泰(いちのへ やすし)氏(当館北方資料課長)
開拓者の労苦をしのぶ交響詩、昭和の時代を彩った歌謡曲など昔懐かしいレコードの数々を演奏し、北海道の歴史を音で楽しむレコードコンサートを行いました。アンコール曲では参加者全員で「虹と雪のバラード」と「知床旅情」を大合唱しました。28名の御参加、ありがとうございました。
連続講座 映像によみがえる北海道(第1回)
北海道立図書館利用講座(道民カレッジ連携講座)
開催日時:平成30年11月24日(土曜日) 14時-16時
テーマ:「北海道の歴史ロマン チャシ」
講師:右代 啓視(うしろ ひろし) 氏(北海道博物館学芸主幹)
チャシの調査から見えてくる北海道と北海道を取り巻く文化圏の歴史について、記録映画『北海道のチャシ』(1976年制作)のDVD上映を交えてご講演いただきました。 49名の御参加、ありがとうございました。
講演会 資料で語る北海道の歴史(第19回)
北海道立図書館利用講座(道民カレッジ連携講座)
開催日時:平成30年11月17日(土曜日) 14時00分~16時00分
テーマ:「昭和・戦前期における北海道の字名改正について -札幌を中心に-」
講 師:関 秀志(せき ひでし) 氏 (北海道史研究協議会副会長)
かつての北海道拓殖部の文書を画像で示しながら、札幌市や周辺市町村における字名(あざめい)の変遷や特色等について御講演いただきました。
36名の御参加、ありがとうございました。
資料展示解説「道立図書館所蔵資料で振り返る北海道の150年」
北海道立図書館利用講座(道民カレッジ連携講座)
開催日時:平成30年8月19日(日曜日) 14時00分~15時30分
札幌市中央区「かでる2・7」で8月に行った資料展示「道立図書館所蔵資料で振り返る北海道の150年」の会場において、北海道50年(大正7年)の関連資料や明治時代の札幌市街の地図など、展示資料について解説したほか、北海道百年や札幌オリンピックを記念して制作されたレコードを再生して紹介しました。
16名の御参加、ありがとうございました。
平成29年度
連続講座 映像によみがえる北海道(第1回)
「北海道150年」プレ事業
開催日時:平成29年11月25日(土曜日)14時00分~15時30分
テーマ:「北海道開拓記念館の誕生から北海道博物館まで」
講師:東 俊佑(あずま しゅんすけ) 氏(北海道博物館学芸主査)
百年紀念塔と北海道開拓記念館の設立から北海道博物館の開館にいたる経緯を、記録映画「未来へのかけ橋」の上映を交えてご講演いただきました。
40名のご参加、ありがとうございました。
講演会 資料で語る北海道の歴史(第18回)
「北海道150年」プレ事業
開催日時:平成29年11月11日(土曜日)14時00分~16時00分
テーマ:「戦前、公文書の中のキリスト教 -取締りと統制を北海道から読み解く」
講師:鈴江 英一(すずえ えいいち) 氏(北海道史研究協議会会員)
道立図書館が所蔵する『札幌宗教関係書類』をもとに、戦前期の札幌のキリスト教をめぐる状況について御講演いただきました。
32名の御参加、ありがとうございました。
北方資料室書庫ツアー「北海道の名付け親・松浦武四郎の足跡を追って」
「北海道150年」プレ事業
開催日時:平成29年9月9日(土曜日)14時00分~16時00分
当館が所蔵する松浦武四郎関連資料を、書庫を巡りながら紹介しました。
22名の御参加、ありがとうございました。
北方資料室書庫ツアー「あなたもタイムトリップ 北方資料の世界」
「北海道150年」プレ事業・「北海道みんなの日」記念
開催日時:平成29年7月22日(土曜日)14時00分~16時00分
17名の御参加、ありがとうございました。
平成28年度
北海道立図書館利用講座・北方資料活用講座
開催日時:平成28年11月19日(土曜日) 14時00分~16時00分
テーマ:むかしの新聞にみる世相 ~社会面(三面記事)のいろいろ~
講 師:渡辺 真吾氏(わたなべ しんご)氏(フリーライター)
明治~昭和戦前期の社会面(三面記事)を通じて、当時の新聞のおもしろさを具体的に紹介し、当時の世相について御講演いただきました。
27名の御参加、ありがとうございました
講演会 資料で語る北海道の歴史(第17回)
開催日時:平成28年11月12日(土曜日) 14時00分~16時00分
テーマ:地理学者による北海道史の研究について ~故 井上修次博士の業績を中心に~
講 師:大庭 幸生(おおば ゆきお)氏(北海道史研究協議会会員)
故 井上修次博士の業績を中心として、江戸時代から戦前、そして最近の北海道の地理関係の研究について御講演いただきました。
64名の御参加、ありがとうございました。
「北方資料コレクションと書庫ツアー ~北越殖民社関係資料~」
開催日時:平成28年9月10日(土曜日) 14時00分~16時00分
当館コレクション「北越殖民社関係資料」をテーマに、北方資料室が所蔵する貴重な資料を、書庫を巡りながら紹介しました。
23名の御参加、ありがとうございました。
書庫ツアー「あなたもタイムトリップ 北方資料の世界」
開催日時:平成28年6月4日(土曜日) 14時00分~15時00分
20名の御参加、ありがとうございました。
平成27年度
利用講座「地図で調べる! ~北方資料活用講座~」
北海道立図書館 利用講座(道民カレッジ連携講座)
開催日時:平成28年2月13日(土曜日) 14時00分~16時00分
この講座では、職員が地図の歴史や特徴、調べものに役立つサイト等について、実際に寄せられた質問事例を交えて紹介しました。また、書庫に移動し、書庫内の様子や資料現物を御覧いただきました。
18名の御参加、ありがとうございました。
講演会 資料で語る北海道の歴史(第16回)
開催日時:平成27年11月14日(土曜日) 14時00分~16時00分
テーマ:北海道史の「偽書」を読む
講 師:田端 宏(たばた ひろし)氏(北海道史研究協議会会長/北海道教育大学名誉教授/道都大学名誉教授)
知内町にある北海道最古の神社・雷公神社に伝わる古文書『大野土佐日記』等を題材に、他の文献記述との比較を行いつつ、その信頼性や史料から読み取れる作成の背景等について御講演いただきました。
51名の御参加、ありがとうございました。
書庫ツアー「北方資料室書庫探見 ~炭鉱(ヤマ)~」
開催日時:平成27年9月12日(土曜日) 14時00分~16時00分
「炭鉱」をテーマに、北方資料室が所蔵する貴重な資料を、書庫を巡りながら紹介しました。
24名の御参加、ありがとうございました。
書庫ツアー「あなたもタイムトリップ 北方資料の世界」
開催日時:平成27年6月6日(土曜日) 14時00分~15時00分
22名の御参加、ありがとうございました。
平成26年度
利用講座 実践!新聞で調べる ~北方資料活用講座~
開催日時:平成27年2月14日(土曜日) 14時00分~16時00分
この講座では、道内紙の概要や、新聞を活用した北海道に関する調べものの方法等について、ツールや実際に寄せられた質問事例を交えて紹介しました。
18名の御参加、ありがとうございました。
講演会 資料で語る北海道の歴史(第15回)
開催日時:平成26年11月8日(土曜日) 14時00分~16時00分
テーマ:近世蝦夷地に渡来した捕鯨船 —鎖国から箱館開港へ—
講 師:松本 あづさ(まつもと あずさ)氏(藤女子大学文学部文化総合学科講師/北海道史研究協議会会員)
江戸時代、北海道に住む人々と鯨、捕鯨を目的に押し寄せた欧米捕鯨船との関わりを、史料をもとにお話いただきました。
51名の御参加ありがとうございました。
書庫ツアー「北方資料室書庫探見~海を越えて…回想の樺太資料~」
開催日時:平成26年9月20日(土曜日) 13時30分~15時30分
今回は「樺太」をテーマに、北方資料室が所蔵する貴重な資料を書庫を巡りながら紹介しました。
定員を上回るお申込み、御参加ありがとうございました。
講演会 資料で語る北海道の歴史(第14回)
開催日時:平成26年8月28日(木曜日) 13時30分~15時30分
テーマ:竹鶴政孝と北海道 ~日本にウィスキーを伝えた男の愛と情熱の物語~
講 師:蓑輪 陽一郎(みのわ よういちろう)氏(アサヒビール(株)ウィスキーアンバサダー)
理想の地・余市でウィスキー造りに情熱を傾けた竹鶴政孝とその妻リタの波乱万丈の生涯と、ウィスキーについてのあれこれをお話いただきました。
72名の御参加ありがとうございました。
書庫ツアー「あなたもタイムトリップ 北方資料の世界」
北海道立図書館 利用講座(道民カレッジ連携講座)
開催日時:平成26年6月7日(土曜日) 14時00分~15時00分
20名の御参加、ありがとうございました。
平成25年度
講演会 資料で語る北海道の歴史(第13回)
開催日時:平成26年2月22日(土曜日) 13時30分~15時30分
テーマ:北海道の開拓を輝らした光 ~明治の北海道の灯台と灯台巡廻船明治丸~
講 師:山本 雅晴(やまもと まさはる)氏(元・海上保安庁釧路海上保安部次長)
山本氏の御研究の成果を基に、さまざまな資料から浮かび上がった明治期の灯台の姿や、その建設資材を運搬した「明治丸」の北海道との深い関わりについて御講演をいただきました。
40名の御参加ありがとうございました。
書庫ツアー「北方資料室書庫探見~移住関係資料-北海道に渡った人々の記録~」
開催日時:平成26年2月14日(金曜日) 13時30分~15時30分
今回は「移住」をテーマに、北方資料室が所蔵する貴重な資料を書庫を巡りながら紹介しました。
定員を上回る御参加ありがとうございました。
講演会 資料で語る北海道の歴史(第12回)
開催日時:平成25年11月16日(土曜日) 13時30分~15時30分
テーマ:芸能興行から近世北海道の地域社会を眺める
講 師:三浦泰之(みうら やすゆき)氏(北海道開拓記念館学芸員/北海道史研究協議会会員)
近世中期から後期にかけて蝦夷地に広まった、東北等からの芸能者・芸能集団による芝居や曲芸等の芸能興行を切り口に、当時の地域社会の特徴や興行の具体的なエピソードなど、資料や画像を多用しながら、お話をいただきました。
42名の御参加、ありがとうございました。
利用講座「今すぐ暮らしに役立つ北方資料入門講座 ~はじめての北方資料活用術~」
開催日時:平成25年9月28日(土曜日) 13時30分~15時30分
今回の講座では、北方資料室の使い方や、調べものに使える基礎資料を幾つかの例題をもとに紹介しました。
20名の御参加、ありがとうございました。
書庫ツアー「あなたもタイムトリップ 北方資料の世界」
北海道立図書館 利用講座(道民カレッジ連携講座)
開催日時:平成25年6月8日(土曜日) 14時00分~15時00分
定員を上回る御参加ありがとうございました。
平成24年度
書庫ツアー「北方資料室書庫探見~鉄道資料で見る北海道の歴史~」
北海道立図書館 利用講座(道民カレッジ連携講座)
開催日時:平成25年2月15日(金曜日) 13時30分~15時30分
今回は、「鉄道」をテーマに、北方資料室所蔵の貴重な資料を書庫を巡りながら紹介しました。
定員を上回るご参加ありがとうございました。
講演会 資料で語る北海道の歴史(第11回)
開催日時:平成24年11月17日(土曜日) 13時30分~15時30分
テーマ:島義勇と北海道開拓
講 師:榎本洋介(えのもと ようすけ)氏(札幌市文化資料室職員/北海道史研究協議会会員)
2011年に『島義勇』を刊行された榎本氏。執筆中やその後の調査の中で、目にしたさまざまな資料から発見したこと、考察できることなどを、当時の時代背景や資料の画像交えてお話いただきました。
今回も定員を大きく上回る申込みがあり、北海道の歴史への関心の高さがうかがえる講演会となりました。ご参加ありがとうございました。
講演会 資料で語る北海道の歴史(第10回)
開催日時:平成24年9月8日(土曜日) 13時30分~15時30分
テーマ:古書店から見た北海道
講 師:石原誠(いしはら まこと)氏(サッポロ堂書店店主)
北海道を中心とした「北方資料」を扱っている古書店、サッポロ堂書店店主石原氏に、古書や古書店についてのお話のほか、目録づくりや出版に対する思い、研究者との関わりなどについてお話をいただきました。石原氏所蔵の生原稿や貴重な資料などの紹介もあり、盛りだくさんの内容となりました。
書庫ツアー「あなたもタイムトリップ 北方資料の世界」
開催日時:平成24年5月18日(金曜日)14時00分~15時00分
定員を上回るご参加ありがとうございました。
平成23年度
講演会 資料で語る北海道の歴史(第9回)
開催日時 平成23年11月12日(土)13時30分~15時30分
テーマ:クナシリ・メナシの戦いとラクスマン来航
講 師:川上淳(かわかみ じゅん)氏(札幌大学教授 北海道史研究協議会会員)
近世後期の蝦夷地は、東部でアイヌの戦いがあり、ロシア使節ラクスマンが通商・通交を求めてくるなど、激動の時代でした。川上氏による豊富な史料による学術的なお話と多く用いた画像は大変わかりやすく、興味深い講演となりました。今回は定員を大きく上回る参加申し込みがありました。北海道の歴史への高い関心がうかがえます。大変ありがとうございました。
書庫ツアー「あなたもタイムトリップ 北方資料の世界へ」を開催しました。
開催日時:平成23年7月21日(木曜日)14時00分~15時00分
定員を上回るご参加ありがとうございました。
平成22年度
北方資料室40周年企画講演会
テーマ:竹鶴政孝と北海道-日本にウイスキーを伝えた男の愛と情熱の物語-
講 師:蓑輪 陽一郎氏(アサヒビール㈱ウイスキーアンバサダー)
昭和9年、一人の男が余市町で、「大日本果汁(のちのニッカウヰスキー)」という小さな会社を興しました。「日本で理想のウイスキーを造りたい・・・」。
ウィスキーを愛し、妻を愛し、北海道を愛した竹鶴政孝の波乱万丈の足跡をたどります。
また、2月19日にはDVD上映会、余市「竹鶴政孝物語」を開催しました。
講演会 資料で語る北海道の歴史
開催日時 平成22年11月6日(土)13時30分~15時30分
テーマ:絵葉書に写された北海道と江別
講 師:佐々木 孝一(ささき こういち)氏(江別市情報図書館長)
明治33年以降製作が認められた私製葉書(絵葉書)は、戦前だけでも何億という種類のものがあります。中には北海道史や地域史を語る映像資料として貴重なものが含まれています。これら絵葉書の歴史を紹介するとともに江別の歴史をふりかえる証言として紹介しました。
講演会 資料で語る北海道の歴史
開催日時:平成22年9月4日(土曜日)13時30分~15時30分
テーマ:北海道の出版文化史—昭和時代を中心にして—
講師:出村 文理(でむら ふみただ) 氏(北海道史研究協議会会員)
ご自身が執筆に携わった『北海道の出版文化史』の案内や、時代ごとの北海道出版物の特徴などを、懐かしい資料をスクリーンに映しながらの大変興味深い講演でした。また、関連したミニ展示も開催しました。
今すぐ暮らしに役立つ北方資料入門講座
全5回 7月の毎週木曜日、14時30分~16時00分に開催
開催日時:平成22年7月1日
<第3回>
開催日時:平成22年7月15日
<第4回>
開催日時:平成22年7月22日
<第5回>
開催日時:平成22年7月29日
平成21年度
講演会 北の大地にフルーツを!
開催日:平成21年10月24日(土)13時30分~15時30分
テーマ1:果物の栄養素と健康
講師:渡辺 久明 氏(北海道果樹懇話会会長)
テーマ2:「道産くだもの」の紹介と毎日くだもの200グラム
講師:東井 源 氏(北海道果樹協会会長)
テーマ3:図書館で果物の本を探そう
講師:宮本 浩 (当館北方資料部)
講演会 資料で語る北海道の歴史
開催日:平成21年7月20日(月曜日)13時30分~15時30分
テーマ:ヨイチ場所でのアイヌと出稼和人の取引について
講師:駒(こま)木(き)根(ね) 恵蔵 氏