北海道立図書館

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平成21年6月の資料紹介

『北の黒船 岩手県立博物館第59回企画展』 

岩手県立博物館/編 岩手県文化振興事業団 2008.3 158p 30cm (請求記号210.4/KI)

  • 表紙の写真
本書は、岩手県立博物館の第59回企画展の展示解説図録です。
黒船というと、1853年(嘉永6)にアメリカ海軍のペリー提督が浦賀沖に来航した黒船が有名ですが、ここで言う北の黒船は、寛政4年(1792年)にロシアのラクスマンが根室に来航し、日本に通商を求めた黒船です。
幕府は文化4(1807)に蝦夷地全島を直轄とし、その警備を盛岡・弘前両藩に命じます。この企画展は「盛岡藩を中心とする蝦夷地警備の様子を、絵図や古記録、勤番日記類によって紹介するとともに、相馬大作事件(*)、沿岸警備、北方世界への関心などを物語る資料で構成し、蝦夷地警備とその影響について考察する」というものです。
構成内容は、1蝦夷地の形、2北海の動揺、3文化露寇、4南部と津軽の高直し、5沿岸警備、6安政の蝦夷地領、7蝦夷へのまなざし、8蝦夷地勤番の日誌。
道内の資料館の資料も一部ありますが、大部分は東北の博物館等に所蔵する資料を掲載しており、「東北地方と蝦夷地の歴史的なつながりを再確認する」のに十分な内容となっています。